西石井の家

撮影: 宮本 正 

K-5

愛媛県松山市の住宅密集地に位置する事務所を経営するご夫婦の為の事務所兼用住宅である。

ほぼ敷地一杯のボリュームの為、開放先として中庭を取り、住宅部分の採光・視線の通りを中庭に求めるプランとした。
建物のアプローチは事務所・住宅兼用とし、住宅エリアの入口部分にテント地の門扉を設け事務所と分離している。門扉を開けて住宅エリアに入ると、中庭が開け、そこに架かるブリッジを渡り玄関にアプローチする。
建物外観は、内部のいくつかの要素が敷地境界線により切り取られた箱状の形態で成り立っており、内部にはその外観と異質な空間を計画している。

DATA
鉄骨造3階建
延べ床面積:213.9㎡
1階床面積: 57.1㎡
2階床面積: 78.4㎡
3階床面積: 78.4㎡
施工:(有)高市工務店