大月町の家
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高知県・大月町に位置する三人の家族の為の住宅である。
現在は酒販売店を営まれているが、代々酒蔵をもつ造り酒屋を営まれていた。昔の建物のほとんどは建替えに伴い取り壊したが、この家代々の記憶として一つの蔵と井戸を残し、それらを建物に取り込むプランとした。
前庭・裏庭に囲まれたリビングはガラス面を大きく取り、且つ天井を高くし屋根と壁を切り離すことにより、内外の境界を曖昧にし、開放性を持たせた。
338坪という広い敷地いっぱいに質の違う空間を散りばめ、それらを繋げることにより、建物に強弱を生んでいる。
DATA
木造平屋建
延べ床面積:231.3㎡
施工:(有)三幸建設